ミサワ洋電 
 
あなたは何故、麻生が麻生になったかしっていますか?

麻生町5丁目 麻生ビルの一階。
右側に『ミサワ洋電』、左側に『クリーニングのエンパイアー』がります。
一見、どこにでもありそうな商店街の一角。


でも、ここには麻生のルーツを知る鍵があるのです。

クリーニング店を覗くと、入口左側に所狭しと
美しい紙人形が飾られています。
さらに、奥に目を進めると
『麻布の亜麻に魅せられて』と、大きなパネルと共に
きれいな花の写真が展示されています。


なぜここに『亜麻』のパネルがあるのでしょう?

その前に、皆さんは、『亜麻』って、しっていますか?
亜麻とはいわゆる『麻』のこと。最近は『リネン』なんて呼ばれて、
雑貨屋さんで見かけませんか?
亜麻の歴史は古く、慶応3年(1867年)に、ライ麦、大麻などとともにロシアから輸入されたのが始まりです。
そして、北海道には明治23年『北海道製麻(株)』が,誕生し
亜麻茎から繊維を抽出する第一次加工が行われるようになりました。
その工場が、あったのが新琴似番外地といわれる場所なのです。
それまでの日本は麻は外国からの輸入に頼っていました。
しかし麻は大変高価のもので、多大な金貨が海外へ流出していくことを危惧した国策事業でした。
こうして時代とともに発展していった北海道製麻(株)でしたが、化学繊維との価格競争に、
太刀打ちできなくなり、昭和23年に閉鎖されました。
工場閉鎖から2年後、帝国製麻琴似工場の最後の工場長 黒川修策が、
『我が国の亜麻産業の発祥の地』と称されたこの町を、歴史を後世に伝えようと
『麻生町』と命名したといわれています。


そう、麻生とは『亜麻』が『生まれる』町という意味なのです。

そんな、歴史ある麻生の亜麻を
広く皆さんに知ってもらおうと活動されてる方々がいます。

その拠点となっているのが『ミサワ洋電』なのです。
5月の種まき、8月の収穫祭
9、10月は亜麻の茎から繊維をとる
四季折々のイベントが麻生商店街で行われています。

また、ミサワ電気では『亜麻』説明と種がついた
ポストカードも販売しています。
(16枚入り 1500円)
また、希望があれば開催される教室もあり
『亜麻和紙人形教室』 講師 小塀博美 材料費 3500円より
亜麻茎から取った繊維と和紙の材料を混ぜて作った紙
とても手間のかかった、その紙は年月とともに風合いが増すそうです。
人形のほかに、照明器具も作れるとのこと。
『亜麻そば手打ち教室』 講師 木村弘 材料費 2000円より
亜麻の種入りそばを教えてもらえます。
風味豊かな、亜麻そばぜひご賞味ください。

各イベント、教室を詳しく知りたい方は090-2052-3703(永倉)まで
もちろん直接ミサワ洋電をおとずれてもいい。
そこには、麻生の歴史に触れることができるはずです。



 
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