健康
 
 食のおはなし 
 
 食品添加物  part1 

北海道栄養士会 札幌石狩支部 地域活動栄養士協議会の講師派遣事業に、
登録していたのが「わたし」で、これに講話のお申し込みをくださったのが、
当時育児サークルPlus代表をされていた「M」さん。
実施の一ヶ月ほど前の平成18年10月に、わたしの手元に、いつものように依頼書が届けられ、いつものように、開封して書類に目を通しました。
(ふむふむ)
Plusさんの主な活動は、「子ども・大人の心と体の健康」について学ぶ。
(ふ〜ぅむ。なるほど。同じ北区で、こんな活動をしているママさんたちがいたのか・・・。対象年齢は・・・
1歳〜(若すぎ! あ〜ら、子連れってことね)
30代までの大人(若い雰囲気に変わりはないね)
手元の書類を読みすすめると、
ここから、いつもの依頼とはひと味違うのに驚かされました。
それはなにかって、
テーマがね、「食品添加物の与える悪影響と体に良い食べ物・おやつ」
おや、おや。なんというストレートなテーマ(笑)

食品添加物は相当なワルモノと思っている??? 
カラダにイイ食べ物・おやつ???
具体的な商品名おしえろ〜とか言う勢いかしら???(汗)

そぉーか。 ここだよね。 食のこーゆー部分、ココが知りたいということか。
聞きたい知りたいと思っているママたちはきっと、たくさんいるんだろうなぁと、あれこれ思いを巡らせてしまいました。
さて、あっという間にその当日をむかえました。
子どものために知りたい!という熱意と、一体どんな集団?
というワクワク感を抱きつつ、いよいよ会場へ。
11月某日、北区民センター2階児童室。
子連れということは、前もっての打ち合わせでも知らされていました。
「騒がしいかも知れませんが・・・」
会場である児童室のドアを開けると、既に、妙な熱気でいっぱい。
(わわわわー。いるいる。(笑)
     お子たちがうじゃうじゃ自由に遊んでいる(ヒクヒク;))
(あらららー。やっぱママたち若いしー。)

妙な熱気でいっぱいだったのに、妙な集団ではないことは、黒板前に、講話用のテーブルと椅子がセットされていたことと、ママたちの笑顔と、あとは直感でわかりました。
というか、正直そう信じたかった・・・。

「食品添加物について」
食品添加物とは・・・1947年 食品衛生法によって初めて使われた言葉で、食べ物を作ったり、加工したり、保存するときに使う調味料、保存料、着色料などをまとめていいます。
 食品衛生法では、食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するものと定義されています。
 食品の栄養価を保持させるものとして、特定の食事を必要とする消費者のための、食品の製造に必要な原料又は成分を供給するものとして、食品の品質を保持もしくは安定性を向上するもの又は味覚、視覚等の感覚刺激特性を改善するものとして、食品の品質を保持し若しくは安定性を向上するもの又は味覚、視覚等の感覚刺激、食品の製造、加工、調理、処理、包装、運搬又は貯蔵過程で補助的役割を果たすものとして・・・・・
このように、時代の流れとともに、その必要があって現在に至るという感じでしょうか。

ただ、ひとつの側面から見ただけではやや危険かなという気はします。
Plusさんの多くの方が思っていたように、
小さなお子さんにとってはどうなのかな?
必要なものなのかな?? と考えてしまいます。
もちろん、大人にとっても重要なことですよね。食べない人はいないし、食べ物を自分の手で口に運ぶわけだし、それがわたしたちのからだの細胞のひとつひとつになるのだから、やっぱり「体にいいもの」を食べたいです私だって。「食べること」は一日に3食(もしくは3回以上)あるので、大事なことだけどおろそかにもなりやすいことではないかな〜と思います。
添加物を意識した場合、やはり、加工食品で食卓の全てを埋めないこと、そのまま使うより一工夫すること、そして、手の込んだものでなくても素材から手作りすることを意識することからはじめてはいかがでしょうか。

○食品添加物の分類 (指定添加物・既存添加物・天然香料・一般食品添加物)
○用途別 主な食品添加物 その特徴と毒性 
○問題点 (表示問題・キャリーオーバー・ばら売り)
と、つきつめると、本当にたくさんの事柄があります。知れば知るほど不安になることもあるでしょう。
言いまわしによっては、「いいもの」または「わるいもの」と受け取ってしまう場合もあります。
どっちなのかな???

その判断は、まずは私たちが正しい情報を得ること。自分の目と、耳と、口で確かめて食べること
この2つはとても大切です。
目で確かめる というのは、食品の表示を見て買っていますか?ということ。
耳で確かめる というのは、わからないことがあれば、お店の人に聞いいて買っていますか?とい うこと。(ここで、誠意ある対応かどうかがポイントだったりする)
口で確かめる というのは、たとえ賞味期限内であっても「おやっ?」「ナンか変」と感じたら食べな いこと、です。
子どもは、100%お母さんを信頼して「あ〜ん」と口をあけて食べますよね、
責任あるよね。つくづくそう思います。
パパもそうでしょ? 何の疑いもなく、パクパク食べるよね。 多少・・・でもね(爆)

《メモ》
・指定添加物〜安全性と有効性が確認され、厚生労働大臣が指定した添加物
・既存添加物〜長年使用されていて実績のあるものとして、厚生労働大臣が認めた添加物
・天然香料〜動植物から得られたもの、又はその混合物で食品の方向の目的で使用される添加物
・一般食品添加物〜一般に、飲食に供されるものに使用する添加物。

惑わされないで!!! 食べ物信仰に気をつけて。

今後、『食の話〜食品添加物〜』については4回を予定しています
順次更新していきますので、お楽しみに!!
食品添加物はワルモノ??
私たちに出来ることは??
体にいい食べ物・おやつはどこで買えるの??
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