男の子が家にある椅子をたくさん並べて、
「バスなのね。」
運転席の椅子に乗り込み、
「はっしゃしまーす ブッブー」
バス停でお客が乗ったり降りたりしながら、バスは進んでいきます。絵本の最後には、並べただけの椅子がいつの間にかバスとして描かれ、大通りを走っています。
普段の遊びの中でしている見立て遊びが、そのまま絵本になっているので、聞いている子どもたちはすっと絵本の世界に入っていくことでしょう。
くまが自分の鼻をつまんで「ブー!」とブザーを鳴らすところなど、バスごっこをさらに楽しくしてくれます。
この見立て遊びのシリーズは、他に
「ふねなのね」「おうちなのね」があります。
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